IT関係の装備

2019年3月30日

ジョンミューアトレイルでIT器機を活用する。

ロングトレイルのIT器機

アウトドアのIT革命

スマートフォンの普及は生活の全てに革命的な変化をもたらしていると言っても過言では無いでしょう。
登山やハイキングにおいても同様です。

計画を立てる時にはネットで検索すれば必要な情報はほとんど集められ、出発直前には天気や交通情報、登山ルートの状態などもリアルタイムで確認出来ます。

実際に山に入ってからは何時でもGPSで現在地を確認出来、雨雲が近づくとアラームが警告してくれます。
頂上での記念撮影は即座にSNSにアップ出来、友人や家族とビデオ通話で登頂の喜びを分かち合う事も簡単に出来ます。
帰ってからは、トラッキングデータをみて、登山の行動を見返し情報サイトに投稿して経験を共有できます。

一昔では考えられない事でうまく活用すれば安全かつ便利で楽しいアウトドアライフを満喫出来ます。
ジョンミューアトレイル上でのパソコン使用

トレイルでのIT活用

ジョンミューアトレイル上では、携帯電波が入る地点がごく限られているためスマホの恩恵を全て使うことは出来ないけれども、アプリを使えばGPSによる位置確認やトラッキングデータの保存は充分活用出来ます。

特に地図・ガイドのアプリは優れていて、現在位置や周辺情報などのトレイルを歩くために必要な情報をほぼ全て提供してくれます。

さらに携帯電波が入る場所であれば、スマホの全機能が利用できロングトレイルをより楽しむことが出来るようになります。

ロングトレイルでの電源管理

このように便利なIT活用ですが、一番の問題は電源をどうするかで、人里離れたジョンミューアトレイル上で活用するにはそれなりの準備が必要です。

モバイルバッテリー

スマホのバッテリーを次のリサプライまで持たせられる場合は別として、通常は最低でもモバイルバッテリーを用意しておいた方が良いでしょう。

国内で事前にテストして、モバイルバッテリーが満タン状態で自分のスマホに何回充電できるかを確認して容量が十分かを確認しておきます。

ACアダプターと、充電用のケーブル(USBケーブル等)

リサプライ地点では、スマホ本体とモバイルバッテリーをフル充電しておきます。
200V対応のAC電源アダプターを準備しておきましょう。
ジョンミューアトレイルとその周辺地域では差込プラグの形状は日本のタイプでそのまま使えます。
ソーラーチャージャーの固定方法

ソーラーチャージャー

スマホ以外のIT器機を使用する場合やスマホのバッテリーがどうしても不足する場合は準備が必要になります。
ジョンミューアトレイルは晴天率が高いので、設置状況にもよりますが、高い充電効果が期待できます。
基本的には、日中にソーラーチャージャーからモバイルバッテリーに充電しておき、夜間にモバイルバッテリーからIT器機に充電するパターンが合理的だと思います。

やはり国内で実際に充電効率を確かめておきましょう。

歩行時に充電するスタイルが必要となる場合は、ザックへの固定方法も各自工夫が必要となります。

リサプライ地点での充電

ビショップなど近くの町に下りてモーテルに泊まる場合は問題ありませんが、トレイル上のリサプライ地点では充電の可否を確認しておきましょう。

バーミリオン バレー リゾート

AC電源コンセントはありませんが、ショップの外にUSBケーブルの充電ステーションがあります。
ただし差込出来る数が少ないので、注意が必要です。

※ 他の地点の情報は現在確認中です。
※ リサプライポイントでの充電の可否に関する情報をお持ちの方は、是非コメント欄で情報をしていただけると大変助かります。よろしくお願いします。