浄水器

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ソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器

ジョンミューアトレイルの必須アイテム、浄水器。

ベアキャニスターと並んで、日本ではほとんど使わないけれどもジョンミューアトレイルでは必須のアイテムが浄水機です。

ジョンミューアトレイルでは、飲み水は基本的に沢や湖の自然水を使用します。
そしてアメリカでは生水を飲むことは避けるべきで、自然水を使う時は必ず浄水器で濾過する必要があります。

毎日必ず使う装備なので、しっかりと機能と使いやすさを検討して選びましょう。

多くのハイカーが愛用しているソーヤー(SAWYER)の浄水器

ジョンミューアトレイルを歩いているハイカー使っている浄水器で圧倒的に多いのがソーヤー(SAWYER)の浄水器だ。
多くのハイカーは、1リットルのペットボトルに装着したソーヤー(SAWYER)の「スクィーズ フィルター」浄水器をザックのサイドポケットやフロントポケットに差して歩いています。

ソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器の説明書を読むと沢山の使用方法が書かれています。

そして、多様な使用方法に対応する沢山のオプション部品が付属しています。

ソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器の使い方

しかし、実際にジョンミューアトレイルを歩いて観察してみると、多くのハイカーは主に2種類の使い方しか使っていないようです。

どちらの方法も製品に附属しているスクイーズバックより普通のペットボトルの方がずっと使い勝手が良いです。

1.ペットボトルに装着したソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器から直接飲む。

ハイキング中にクリークがあった時に、その場でペットボトルに水を汲み、浄水器に口を付けてそのまま飲みます。

暑さが厳しい日などは、沢水を冷たいまま飲めるので実に美味しい!
出来るだけ冷たい水を飲むコツは水を汲んだら逆さまに持ったペットボトルを握り、水半分ほど絞り出して捨てます。
こうすれば、冷たい水で浄水器自体を冷やすことが出来るので美味しく冷たい水が飲めます。

2.ソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器で他の容器に汲み置きする。

ジョンミューアトレイルで使った ソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器

食事用などキャンプの時に使う水はペットボトルに装着したソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器から、きれいな水を他の容器に汲み置きします。

市販の水筒でも良いですがペットボトルでも充分です。
浄水した水を水筒など別の容器に1リットル、浄水器をセットしたペットボトルに1リットルの計2リットルあれば、夕食と朝食の炊事用プラス夜の間に飲む水にちょうど良い量です。

もし、翌日の歩き始めに水が調達出来なそうな時には、その分を行動用のハイドレーションタンクか予備の容器に汲み溜めしておくのを忘れないようにしましょう。

「スクィーズ フィルター」浄水器使用時の水関係装備リスト。

実際にトレイルに出かける時に便利な浄水器関連の最低校構成の装備をリストアップしました。

・ソーヤー「スクィーズ フィルター」浄水器 本体×1個

・1リットルのペットボトル×1本

生水専用として浄水器に付けっぱなしにしておく。
(アメリカのスーパーなどで普通に売っている。ヨセミテのショップでも入手可能。)

・きれいな水用の水筒(1リットル程度)×1個

(ペットボトルでも可。軽量でヘタな水筒より使いやすい。)

・予備の水筒(1リットル程度)×1

行動用にハイドレーションシステムを使う場合はそれを使用、あるいはプラプティパス等の軽くてコンパクトになるタイプが良い。

・浄水器のフィルターを洗浄するための「クリーニングカップリング」 ×1個

ソーヤー 浄水器 クリーニングカップリング浄水器が詰まってきた時にフィルターを掃除する時に使用する。
ジョンミューアトレイルのスルーハイク程度の日数で必要になる事は無いと思うが、軽くて小さなパーツなので持って行っても損は無いと思う。

予備の浄水器の用意しよう

万が一の故障や紛失に備えて予備の浄水器も用意しておきたい。
ソーヤー ミニ SP128 浄水器
ソロハイキングであれば、ソーヤー ミニ SP128が良いでしょう。

食べものが無くても、がんばれば最寄りのトレイルヘッド(登山口)までたどり着くことは可能ですが、水が無くなったら半日の行動すら厳しくなる事も考えられます。

装備の軽量化を考えると予備の浄水器を持って行くべきかどうか悩みますが、命に関わることなので、是非装備リストに加えておきたいものです。

他の浄水器

ソーヤー以外の浄水器を紹介します。

GRAYL(グレイル)UL.ウォーターピュリファイヤーボトル浄水器

グレイル(GRAYL)社 UL.ウォーターピュリファイヤーボトル

重量は309gとやや重いですが、使いやすさで言えばこの浄水器が一番だと思います。
本体のみで浄水し、そのまま飲めて水筒代わりにもなります。

中筒を引き抜いて外筒に水を汲み、中筒をはめ込んで体重をかけてゆっくりと押し込むと中筒の中にきれいな水が溜まります。
1回で500cc弱の清水を作れるので、行動中に飲むにはちょうど手頃なサイズで、何回か浄水して他の水筒に汲み貯めする事も出来ます。
コップのような形状ですが他の水筒に注ぐ時にぼた落ちしにくいので、ペットボトルのような口が小さい容器にもこぼさずに簡単に注ぎ入れる事が出来ストレスがありません。

GRAYL ウォーターピュリファイヤーボトル浄水器 GRAYL(グレイル)UL.ウォーターピュリファイヤーボトル

カタログスペックでは浄水性能もずば抜けているようです。
ソロハイクだけで無く、複数人数でも充分使えると思います。

ただ出発前に実験して、浄水する時に押す力はこの程度だと思っていても、使用を続けてフィルターに汚れがたまってくると、押す時に必要な力がどんどん重くなってきます。

筆者の場合2人のハイクでしたが、初めの1週間くらいまでは良かったのですがその後はだんだん押すのが大変になり、結局はソーヤーの浄水器をメインで使うようになりました。

セクションハイクや短期間の山行にはとても使いやすい浄水器ですが、ロングトレイルの場合はメインで使う浄水器には向かないと言えるでしょう。

コラム

Posted by 森の人