第25日目 (6月27日) マウントホイットニー
ギターレーク~マウントホイットニー~ホイットニーポータル
7:15~18:00
朝から快晴。テント少し結露、底は濡れ無し。
いよいよJMTの終点マウントホイットニー登頂の日。
ホイットニーの周辺は携帯トイレの使用が義務づけられているので、朝のトイレはお持ち帰り。
食べて食料が軽くなった分を結局背負って持ち帰るようなもんだ。
ギターレークからしばらく進み、スイッチバックを登ってコルを目指す。
登につれて眼下に見える湖は正にギターの形に見える。
思った以上に身体は軽く体調は上々だが、今日は長丁場で高度差も大きいので、ゆっくりと歩く。
2時間半程で分岐点、ここで頂上から降りてきたラファとウィルに会う。
彼らは夜中にスタートし日の出を
見てから降りて来るのだそうだ。
多分ポータルでは会えないと思うので別れをする。
1時間半程稜線沿いに緩い登りのトラバースで頂上に到着。
だだっ広いなんとものどかな頂上だが、ここがJMTの終着点だ。
さすがに景色は素晴らしい
近くにいたハイカーに記念撮影をお願いし、しばらくのんびり過ごす。
ジョンミューアトレイルを踏破した感慨は有るが、まだ長い下りが残っているので気は抜けない。
登ってきた道をコルまで戻りホイットニーポータルへの下降を開始。
降りはじめは急斜面に作られたスイッチバックの連続だ。
特にキャンプサイトまでの下りは大きめの岩がゴロゴロした道でキツい。
後半は砂地や土で歩き易くペースもアップしたが、ホイットニーポータルまではまだまだ長丁場。
しかし、ポータルの店の終了時間までにたどり着けば、レストランの食事とホットシャワーにありつける。
それを励みにひたすら歩き続ける。
白人男性2組と抜きつ抜かれつしながら降りた。
午後6時にポータル到着。
カメラマン女性に祝福された
ポータルのショップの前の屋外テーブルでラファとウィルに再会。
テーブルの周囲にいた人達と合計8人でハイキング&JMTの話で大いに盛り上がった。
話し込み過ぎて、気が付いた時にはショップのラストオーダーとシャワーの時間が終わっていた。
みんな気の毒がってくれたがどうにもならない。
大丈夫大丈夫!と元気に振る舞って見せたが、内心は超ガッカリだった。
気の毒に思ったレストランのスタッフが皿に山盛りのカリカリベーコンを恵んでくれた!
さらにとなりのテーブルで食事をしていた男性が自分の皿の付け合わせのポテトフライを分けてくれた!
涙が出るほど旨かった。
夜 熊出現
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