地図
ジョンミュアートレイルの地図について。
計画立案時には紙の地図がとても役に立つ
ジョンミューアトレイルに行きたいと思った時には、まずは地図を入手して全体を眺める事をお勧めします。
ジョンミューアトレイルには数多くのパス(峠)と数え切れないほどの湖とクリークを通過します。
書籍やネットで見つけた地名をその都度何度も地図で確認する事を繰り返しているうちにスケール感や位置関係が分かり、地名が頭の中に残ります。
実際にジョンミューアトレイルを歩く時には、他のハイカーと情報交換をする機会が沢山あります。
そんな時には沢山の地名を知っている方が聞いた情報を正しく理解出来ます。
トレイル上ではアナログとデジタルを併用しよう
ジョンミューアトレイルは道がしっかり整備されており、分岐点毎に標識も設置されています。
また、ハイカーの数も多いため道に迷うことはほとんど無いと思います。
それでも時期が早くて雪で道が判らない時や渡渉回避で回り道をする時など、現在地の確認が必要になる場合があります。
そんな時スマホのアプリを使っていると、携帯電波が通じない場所でもGPS機能で自分の位置を正確に確認出来ます。
これは便利すぎるくらい便利で、大げさに言うと、従来ハイカーに求められていた読図能力が全く必要無くなったとさえ思えるほどです。
けれども、スマホのアプリに100%頼っていると、万が一の故障やバッテリー切れでスマホが使えなくなった時には現在地の確認が出来なくなってしまいます。
必ず紙の地図とコンパスは持って行くようにしたいです。
また、その日歩いたルートを見直したり残りの行程を確認する時には、トレイル全体を俯瞰できる紙の地図が見やすいです。
デジタルとアナログをうまく使い分ける事で効率よく安全なハイキングを楽しむことが出来ます。
ジョンミューアトレイル
(トム ハリスン マップス)
John Muir Trail (Tom Harrison Maps)
レターサイズ(A4とほぼ同サイズ)の13枚組の地図。
順番は北上ルート(NOBO)だが南下ルート(SOBO)で使っても全く問題無い。
地図としては次のTopographic Map Guideの方が見やすいが、その日の分を1枚だけたたんでポケットに入れておけるのはとても便利です。
A4の用紙にコピーできるので、惜しげ無く使えます。
ジョンミューアトレイル トポグラフィック マップガイド
(ナショナル ジオグラフィック トレイル イラストレイテッド マップ)
John Muir Trail Topographic Map Guide (National Geographic Trails Illustrated Map)
筆者のイチオシは、小冊子スタイルのこの地図。
ジョンミューアトレイルに興味のある人は入手する価値が充分有るはずです。
第一に地図としての見やすさが優れており、キャンプサイトや渡渉地点もちゃんと記載されていいます。
地図の下側には高低チャートも載っているので、その日の登り下りの行動が予想できてとても便利です。
さらに標準コースタイムやリサプライ地点、各地点間の距離数など必要な情報が多数載っているので計画立案時にもとても便利に使えます。
筆者はカーゴショーツ(短パン)の大きめのサイドポケットにそのまま突っ込んで持ち運んでいました。ポケットから少しはみ出しましたが特に邪魔なことは無く、何時でも必要な時にすぐ取り出せてとても便利でした。
普通のズボンのポケットに入れるには大きすぎるので、行動用に地図部分をカラーコピーしておく方法も良いでしょう。
その場合でも有用な情報満載なので、多少の重量には目をつむってこの地図本体を持って行くことをお勧めします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません