第22日目 (6月24日) グレンパス
7:20~16:20
ウッドクリークの吊り橋から2.4マイルの地点~グレンパス~ビデットメドウ(Vidette Meadow)(バブスクリークトレイル分岐から1.2マイルの地点)
12.2マイル
朝テントに結露なし、テントの底も全く湿っていない。
日本では全くあり得ないほど乾燥している。
今日は起床時間から蚊の活動が活発でうっとうしい。
緩い登りを7キロほどでレアレークに着いた。
途中魚が餌を食べているのが良く観察できた。
休憩したのは湖と湖の繋がっている場所で海峡のような地形だが最高に気持ち良い。
ここからパスまではきつい登りだ。
途中駆け降りて来たのはまんまトレイルランナー。
トレラン用のベスト式パックに水筒2つのみ、他には持っててもパワーバー程度だろうか。
思わず「アーユーランニング?!」と間抜けなことを聞いてしまう。
彼は「ホワイノット」と答えて走り去った。
一体何処から来て何処に降りるのだろう?
パスへの最後の登りはかなり急斜面のスイッチバックで、雪がついていたら結構悪そうだ。
グレンパスはJMTには珍しく痩せ尾根で、ちょっと北アルプスみたいな感じがした。
ボーイスカウトの一団と入れ違いに下降開始。
パスを越えると一層砂漠っぽくなってきた。
水場も少いトレイルを真上から日差しを浴びて辛い。
暑すぎるせいか蚊がいないのだけが救いだ。
樹林帯まで降りてビデットメドウのベアーボックス完備の立派なサイトにテントを張る。
この時間になるとまた蚊が大発生で、雨具を来てしのぐ。
ここで大きなザックと大きな一眼レフを持った2人目の日本人PCTハイカー Nさんと会った。
5月12日スタートなので結構いいペースだと思う。
メキシコからの砂漠地帯は1日30マイル歩いたこともあるそうで、この重装備でそんなに歩くとはたいしたものだ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません